2014年12月22日 69歳 男性 低体温症 負傷、72歳 男性 低体温症 死亡
県界尾根を下山中、積雪のため道に迷ったことから、赤岳頂上まで戻りビバーク、その後低体温症により1名が死亡、1名が凍傷
20日から2人パーティーで八ヶ岳連峰に入山し、21日下山予定であった東京都杉並区居住の男性72歳が、赤岳頂上付近で行動不能となったと、同行者から救助要請があり、茅野警察署員及び諏訪地区遭対協隊員が出動し、午後3時40分、遭難者を発見して付近の山小屋に収容した。東京都居住の男性72歳については、23日午後0時10分、県警ヘリにより救助しましたが、午後2時30分、低体温症により死亡が確認されました。同行者の埼玉県鶴ヶ島市居住の男性69歳も、手足等に凍傷が認められることから、救助隊員が付き添って下山し、茅野市内の病院へ搬送されました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第20号:平成27年1月15日