「低体温症」タグアーカイブ

八ヶ岳連峰・中岳

2014年12月27日 49歳 男性 低体温症 負傷
阿弥陀岳から中岳方面に向け下山中、天候不良によりビバーク、その後、疲労と凍傷のため行動不能
26日から単独で入山し八ヶ岳連峰中岳を下山中の山梨県都留市居住の男性49歳が、天候不良により登山道を見失いビバークしていたが、本日、疲労と凍傷等により行動不能となったと、通りかかった登山者から救助要請があり、午後0時15分、県警ヘリで救助して茅野市内の病院に収容しました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第20号:平成27年1月15日

八ヶ岳連峰・赤岳

2014年12月22日 69歳 男性 低体温症 負傷、72歳 男性 低体温症 死亡
県界尾根を下山中、積雪のため道に迷ったことから、赤岳頂上まで戻りビバーク、その後低体温症により1名が死亡、1名が凍傷
20日から2人パーティーで八ヶ岳連峰に入山し、21日下山予定であった東京都杉並区居住の男性72歳が、赤岳頂上付近で行動不能となったと、同行者から救助要請があり、茅野警察署員及び諏訪地区遭対協隊員が出動し、午後3時40分、遭難者を発見して付近の山小屋に収容した。東京都居住の男性72歳については、23日午後0時10分、県警ヘリにより救助しましたが、午後2時30分、低体温症により死亡が確認されました。同行者の埼玉県鶴ヶ島市居住の男性69歳も、手足等に凍傷が認められることから、救助隊員が付き添って下山し、茅野市内の病院へ搬送されました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第20号:平成27年1月15日

北アルプス・蝶ヶ岳

2014年10月16日 78歳 男性 低体温症 無事救出
徳沢園から蝶ヶ岳に向け登山中、長塀山山頂付近で疲労により行動不能
16日午後8時50分、単独で北アルプスに入山した埼玉県入間市居住の男性78歳が、夜になっても宿泊先の山小屋に到着しないと届け出があり、北ア南部地区遭対協隊員が出動し、長壁山山頂付近で道に迷った男性を無事発見しました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第19号:平成26年11月14日

北アルプス・槍ヶ岳

2014年10月13日 56歳 男性 低体温症 負傷
北鎌尾根を槍ヶ岳に向け登山中、天候不良により行動不能
11日から2泊3日の予定で入山し、北アルプス槍ヶ岳に向け登山中の新潟県長岡市居住の男性56歳から、天候の悪化と道に迷ったことにより救助要請があり、15日午前6時44分、県防災ヘリで救助して松本市内の病院に収容しました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第19号:平成26年11月14日

北アルプス・白馬岳

2014年08月31日 64歳 男性 低体温症 無事救出
大雪渓を下山中、疲労により行動不能
29日から6人パーティーで北アルプス白馬槍を目指して入山したが、本日パーティーから別れ単独で下山中の千葉県千葉市居住の男性64歳が疲労により行動不能となり、パトロール中の夏山常駐パトロール隊員に救助要請し、午後0時12分、隊員に同行され下山しました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第14号:平成26年9月4日

北アルプス・横尾

2014年08月12日 47歳 女性 低体温症 無事救出
槍見台付近を下山中、疲労のため行動不能
12日、親子3人で蝶ヶ岳から下山途中の大阪府枚方市居住の女性47歳が、疲労のため歩行困難となったと救助要請があり、北アルプス南部地区遭対協救助隊員が出動し、午後9時20分に合流して横尾までサポートしながら下山して救助しました。女性に怪我はありません。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第12号:平成26年8月20日

北アルプス・涸沢

2014年07月05日 57歳 男性 低体温症 死亡
涸沢カール内の「フカスの岩小屋」で滞在中に低体温症により、死亡。
7月2日から、親族と2人で北アルプス涸沢に入山して宿泊していた安曇野市居住の男性57歳について、4日山小屋関係者から救助要請があり、県警ヘリ及び北ア南部遭対協隊員が出動し、同日午後6時37分、松本市内の病院に搬送しましたが死亡が確認されました。
島崎三歩の「山岳通信」:長野県山岳遭難防止対策協会:第8号:平成26年7月18日

北アルプス奥穂高岳で山岳遭難(松本署)

昨日から4人パーティーで北アルプス奥穂高岳に入山した茨城県東茨城郡居住の男性61歳が、低体温症で行動不能となったと同行者から救助要請があり、午前9時54分、県防災ヘリで救助して松本市内の病院に搬送しました。
長野県警ニュース24時(2014年5月6日):http://www.pref.nagano.lg.jp/police/news24/

北アルプス奥穂高岳で山岳遭難(松本署)

5月3日から山岳会14人で北アルプス岳沢を拠点として雪上訓練を行っていたところ、昨日から奥穂高岳を目指した8人が低体温症や疲労により行動不能となったと救助要請があり、午後4時07分までに、県警ヘリにより8人を救助して松本市内の病院に収容しました。男性63歳が脱水症、女性29歳が低体温症、他6人に怪我はありません。
長野県警ニュース24時(2014年5月6日):http://www.pref.nagano.lg.jp/police/news24/